栗、マロン、シャテーニュ |
こんにちは、三富です。
クリスマスが近づいて、栗のお菓子が増えてきました。
栗が大好きな私にとっては、一年中食べていたい味なのですが、フランスでは秋から冬にかけての季節限定の味。きのこ狩りで拾ってきた栗をいただいたり(皮をむくのが大変ですが、新鮮なものは、やっぱりおいしい!)、高級なマロン・グラッセはクリスマスの贈り物の代表であります。
日本では洋菓子の定番である「モンブラン」も、本家フランスではやはり秋と冬の限定の味。しかも一部のパティスリーにしか売っていない……。だからこの季節は、栗のお菓子を見つけると、買わずにはいられないのです。
ちなみに、有名な『アンジェリーナ』ではもちろん、モンブランを年中売っています。フルーツと違って、モンブランにはクレーム・マロン(マロン・クリーム)やパート・マロン(マロン・ペースト)を使うので、秋にこだわる必要もないのでしょうが、旬や季節感を感じることも、おいしいものを食べる喜びの一部ですよね。
パリのモンブラン
(左から)
『アンジェリーナAngelina 』-ちょっと赤いのは、この冬限定のカシス味だから(この秋、新ショップがオープンしています 108 rue du Bac, 75007)
『モリ・ヨシダ Mori Yoshida 』-日本人パティシエ吉田守秀さんのモンブランは、パリパリのパイ生地が土台に(65 avenue de Breteuil , 75007)
『ガトー・エ・デュ・パン Gâteaux et du Pain 』‐さっくりとしたパート・サブレの上に酸味のあるカシスのジャムがのっています(こちらも11月に『アンジェリーナ』の新ショップのすぐ近くに2号店がオープン! 89 rue du Bac, 75007)
『カレット Carette 』-マロンクリームが少なそうに見えますが、中にはねっちりとしたマロンクリームが入ってます( 4 place du Trocadéro et du 11 Novembre, 75016 / 25 place des Vosges, 75003)
『カレット』 -2012年は山型バージョンでした。定番を求めるお客様が多かったそうで、現在は左の写真のドーム型に戻っています
-フランスの栗と日本の栗の違いは?
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